昔は何世代も一緒の家に住んでいましたので、お年寄りの面倒を見る人は幾らでも居ました。
ですが今では核家族化が進んでいますので、一世代毎住んでいる場合が多くなっています。
そうなるとお年寄り夫婦だけで住んでいる世帯も多くなり、お年寄りのお世話をする人が居なくなってしまうのです。
所謂老老介護と言う形になってしまい、元気な方のお年寄りが介助が必要なお年寄りの面倒を見る事になってしまっているのです。
元気なお年寄りと言っても若い人に比べたら体力も体の自由も劣る事が多いですから、人の介助をするのには限界があります。
下手をするとお世話をしていた側も体を壊してしまい、二人とも介護が必要になってしまう状況に陥る場合もあるのです。
それからでは遅いですから、その前に介助が必要なお年寄りに老人ホームに入所してもらった方が良いと言えます。
老人ホームならまだ若い職員がお世話をしてくれますから、介助される側のお年寄りも安心と言えます。
健康上に問題が生じた時も直ぐに老人ホームの職員が適切な処置をしてくれますから安心と言えます。
これからは高齢化社会が更に進むことが予想されますから、お年寄りがお年寄りを介護すする機会が増える事になります。
しかしお年寄りのお世話をするのは若い世代の責務と言えますから、私たち若い世代がお年寄りのお世話を進んでするようにしなければいけないのです。
高齢化社会は他人の問題ではなく、私たち全員の問題なのです。